「もうすぐ1年、英会話に通ってるのに全然上達した気がしない…」←こんな人のために書いてます。
こんにちは。キャリまが管理人の国際経理の中の人です。
30代で日系大手のグローバル部署に転職してからもう3年が経ちました。
その間、会社のお金で英会話スクールに通ったりもしましたが、正直あんまり上達した気はしませんでした。
やっぱり英会話スクールって、ちゃんと目的を持って通わないとあんまり意味が無いんですよね。
というわけで自分は半年ほどで英会話スクールはやめてしまいました。
自分の周りを見ると、なんか常に英会話スクールに通ってるのに一向に英語が上達しない人がいます。
そういう人って、もはや通うことが目的になっちゃってるんですよね。
英会話スクールに長く通っても上達しないのには理由があります。
というわけで、英語を使って働いている経験から、長く通っても上達しない理由と、逆に1年間で成果を出す方法を考えてみたいと思います。
英会話に1年通っても上達しない理由。と、1年で上達させる方法
ゴール設定が曖昧
英会話スクールに通っても英語が上達しない人って、まず目標設定が曖昧なことが多いです。
どの程度のレベルになりたいのか、という事ですね。
英会話スクールで結果を出そうと思ったら、
- ネイティブレベルになりたい
- カタコトでも伝わればいい
- ビジネスレベルさえ話せればいい
- 発音が綺麗になりたい
- 映画を字幕なしで観たい
などのゴールを、「いつまでに」達成する、という期限付きで設定するのがオススメです。
期限を決めないと、結局タームが終わっても何も上達していなかったり、いつまでもダラダラと通い続けることになります。
ちなみに僕は、仕事の話、会計分野の話であれば語彙もわかるし英語で意思疎通が出来ます。
でも全然流暢ではないですし、むしろ世間話の方が知らない単語だらけで話せないですね。
ひとくちに「英語が話せる」と言っても、そのレベルは様々なので、自分がなりたいレベルをはっきりさせることは重要ですね。
関連記事:「英語を活かした仕事」をするにはどれくらいの英語力がひつようなのか?職場の人の英語力をマッピングしてみた
毎回の課題設定ができていない
上の項目で、中期的な目標設定が出来たら、こんどは短期的な目標です。
つまり、「今日の授業ではこんなことをマスターしよう」というような目標です。
- 単語だけじゃなく、ちゃんと文で喋る
- つなぎのフレーズを使って話を途切らせない
- 昨日覚えたこのフレーズを使ってみる
などですね。
こう言った目標があるのと無いのとでは、一回の授業の密度が全く違ってきます。
1個か2個目標を決めたら、その日の授業中はそれだけは忘れないようにしましょう。
圧倒的にフレーズのインプットが足りてない
TOEICの対策ばかりしてきて、いきなり英会話スクールに通っても、あまりの喋れなさに愕然とすると思います。
TOEICと英会話は全く別のスキルなので、これはしょうがないです。
英会話にはTOEICに出てくるような難しい単語は必ずしも必要ではありません。
ネイティブの会話を注意深く聞いていると、だいたい中学生くらいまでに習う簡単な単語で話していることがわかります。
なので、闇雲に英会話はスクールに通う前にまずは↓に挙げるような書籍で会話のフレーズのインプットを増やすことをオススメします。
瞬間英作文
ド定番の本ですが、かなり効果的です。
この本は中学生レベルの簡単な例文を、実戦で口をついて出てくるようにひたすらトレーニングするためのモノです。
- 過去形も未来形も現在形で言ってしまう
- 「三単現のS」を忘れてしまう
- 単語の羅列ばかりで、文章で喋れない
というレベルの人には必須のテキストです。
イラストでわかる! どんどん話すための 中学英語 55の定番動詞
この本はmake、have、let、giveなどの、中学レベルの動詞を使った、ネイティブがよく使う会話のフレーズがふんだんに紹介されています。
僕はこの本のおかげでかなり自然に会話できるようになりました。
起きてから寝るまで英語表現1000
こちらは、朝起きてから寝るまでの身の回りのことを全て英語で言えるようになろうというコンセプトの本です。
本当に身の回りのあらゆることが英語で言えるようになるので、表現の幅がグンと広がって、オススメです。
ここで紹介した3つの書籍をやり込めば、かなり自然な会話力が身につくと思います。
あとは語彙を増やしてフレーズを流用すれば、ビジネス英会話にも対応可能ですね。
授業に集中できていない
これね、僕もそうだったのですが、だいたい働きながら英会話スクールに通おうと思うと、仕事が終わってからですよね?
仕事終わりって正直もう疲れてしまってるんですよね…。
僕は仕事が終わってから90分の授業を受けていましたが、集中してるのは最初だけで、後半はもうほぼ参加してるだけといった感じでした。
こればっかりはもうしょうがないので、レッスンの時間を集中できる時間帯に変えるしかありません。
とは言えそれだと参加できるコマが無かったりしますよね。
そういう場合はオンライン英会話がオススメですね。
オンライン英会話は24時間レッスン可能だったり、スマホからでも受けられるので自宅やカフェから受けられるなど、時間と場所の融通が圧倒的に効くのがメリットです。
これならわざわざ疲れている時間にレッスンを受ける必要はありません。
わかったフリをしてしまっている
英会話で相手が外国人だと、どうしてもイマイチ聞き取れない部分というのはあります。
そうした時、わかったフリをしてしまいがちです。
僕もあります。でもそれだと上達しませんよね。
やはり、わからないところはそのままにせず、その場で解決してそれを蓄積して今後に活かす、というのが理想のレッスンだと思います。
とは言え、自分のレベルがまだまだな以上、英語しか話せない外国人の先生とレッスンしていても、どうしても超えられない壁があります。
そんな時は、発想を変えて日本人の先生を当たるというのも手です。
オンライン英会話のワールドトークでは、先生はバイリンガルの日本人だけです。
しかもわからないところは日本語で質問していいことになっていますので、わかったフリをせず、気のすむまで質問する事ができます。
関連記事:「外国人の先生はまだ怖い」なら、日本人講師のみのオンライン英会話「ワールドトーク」がオススメ!
まとめ:インプットとアウトプットのバランスがめちゃ大事
英会話はインプットとアウトプットのバランスが大事です。
単語やフレーズばかり覚えていてもまったく話せるようにはなりませんし、語彙のストックが無い状態で会話の機会を持っても、何も出来ずに終わるだけです。
僕が考える一番コスパの良い英会話習得法は
- 上で紹介した書籍で簡単なフレーズをインプット
- オンライン英会話の毎日25分レッスンで、覚えたフレーズを実際に使う
- レッスンで分からなかった事をそのままにせず、解決して次に活かす
このループを1年も繰り返せば、かなり話せるようになると思います。
ただ、1年も継続するのは疲れるので、休憩しながらで良いと思います。
とにかく大事なのは、インプットとアウトプットのバランスですね。
以上、1年間で英会話を上達させる方法について書いてみした。
英会話関連は↓の記事も参考にしてみてください。