経理の転職、年齢制限はいくつくらい?→思ってるほど重要じゃない理由

経理キャリア
  • 経理で転職したいけど、やっぱり年齢制限ってあるの? 
  • もう今年で35歳だけど、今から転職なんてやっぱり無理? 

この記事では、そんな疑問に対して30代で初めて転職して年収200万アップした経験から思うことを書いてみたいと思います。 

こんにちは、国際経理の中の人(@baticwords_bot)です。 

スポンサーリンク

経理転職|年齢は若い方がいい? 

実際転職活動をしてみて思いましたが、確かに歳をとっているよりは若い方が有利かもしれませんが、皆が考えているほど年齢って重要じゃないな、というのが正直な感想です。 

実際、自分も初めて転職した時は30歳を超えていましたし、周りも30台後半からそれ以上でも転職している人はたくさんいます。 

年齢というのはあくまでも数字に過ぎないのです。 

それよりも重要なのは、やっぱりその人の中身であり、もっと「マクロな要因」の方なのです。 

年齢のハンデがあっても、グローバル企業の経理に転職できた 

これを書いている僕も、30歳を過ぎて、経理経験がたったの2年の状態で、それまで全く経験したことの無い英語を使ったポジションに転職することが出来ました。 

しかも年収は200万円アップしました。 

関連記事:経理で転職して気づいたら年収が200万アップしてた話。と、その理由について

しかも後から聞かされたのですが、僕が転職したとき、実はもう1人候補者がいたということです。 

その人は自分と同じくらいの年齢ですが、経理経験は10年近く、あきらかに自分よりも経験豊富でした。 

普通に考えたら、同じ年齢なら経験年数が長い方を採用すると思います。 

しかし僕はその時点で確かに経理経験は2年しかなかったのですが、その代わり国際会計検定や、TOEICでハイスコアを取っていました。 

つまり、英語力が武器となって経験年数のハンデをひっくり返すことができたのです。 

一般的には「年齢や経験年数の方が重要」と言われていますが、自分の場合は英語力でこれをひっくり返すことが出来ました。 

英語力も確かに一般的に評価されやすいスキルですが、この場合はそれよりも、「企業側のニーズにマッチしたということ」が、勝因だったと考えています。 

つまり、採用する側の企業が、ピンポイントに英語と経理のできる人材を求めていたということです。 

企業側のニーズと、求職者側の適性がマッチすれば、もはや年齢なんて関係なく採用されるのです。

転職には年齢よりも「マクロな要因」の方がずっと重要 

実際に転職してわかったことですが、転職には年齢や経験年数といった個人のミクロの要因よりも、むしろ景気動向や会社の採用方針といった、個人ではコントロールできないマクロ要因

」の方が大きく影響するのです。 

仮にあなたがどんなに若くて、英語も喋れて税理士のような難しい資格を持っていたとしても、世の中がリーマンショック後のような不況の中にあったら、企業はそもそも中途採用を控えるため、転職することは難しいでしょう。 

逆に、日本が東京オリンピック前のような好景気にあったら、企業は軒並み採用を増やすため、年齢や経験年数などの条件もゆるくなります。 

また、そもそも自分が行きたいと思っている業界・企業がいつ求人を出しているかなんて、知りようがありませんよね? 

中途採用の求人情報は一般には非公開のことがほとんどですので、普通の人が何もせずにそうした情報を得ることはまずありません。 

つまり、転職を成功させようと思ったら、世の中の景気の波(正確には転職市場の景気)を正確に掴み、なおかつ行きたいと思っている業界・会社の求人情報をタイムリーに得る必要があるのです。 

それがマクロ要因を味方につけるという意味です。 

そうしたマクロ情報を知り尽くしているのが転職エージェントです。 

ですから、もし今転職したいと思っているのなら、年齢が〜とか経験年数が〜とか悩む前に、エージェントにまず最初に相談するのが正解なのです。 

まずは現状を正しく把握することが重要です。

僕は前職で経理に異動する直前に「経理として転職して年収アップしたいです」と言って転職エージェントを訪れました。 しかも3回も。

はたから見るとバカみたいに見えるかもしれませんが、それでもエージェントから門前払いを受けるなんてことは決してありませんでした。 

そしてそのわずか2年後に年収200万アップの転職に成功したのです。 

関連記事:転職エージェントは相談だけでもOK。僕はリクルートエージェントに3回行きました

まとめ|経理転職において年齢は絶対条件ではない 

僕が転職に成功できたのは、間違いなく早い段階で転職エージェントを訪れ、正確な情報を掴み、景気の波に乗ることが出来たからだと思います。 

つまりマクロな要因を味方につけることができたのです。 

おそらくもっと景気が悪い時期だったら、自分のスペックでは今回のような転職は難しかったのではないかと思っています。 

自分にマッチする求人先を紹介してくれたという意味では、転職エージェントにも非常に感謝しています。 

繰り返しになりますが、転職においては個人の年齢や経験年数と言ったミクロ要因は非常に小さな要素なのです。 

そうした事であれこれ悩む前に、もっと重要なマクロ要因を知り尽くした転職エージェントに相談して、将来やりたい仕事と、自分が今いる場所のギャップをいち早く掴むことが重要です。 

この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。 

それでは。国際経理の中の人(@baticwords_bot)でした。

タイトルとURLをコピーしました