「自分コミュニケーション能力無いから営業は無理だ…。経理で頑張ろう!」←こんな人に言いたい事です。
こないだ、職場で経理事務の派遣さんの募集をかけようと思った時、派遣会社の人から
と言われました。
これを聞いた時、へーそう言うものなのか、と思いました。
うすうす感じてはいましたが、「コミュニケーションが苦手だから経理」って人、やっぱりいるみたいですね。
確かに、経理部署を見渡してみると、どうみても営業は無理そうだな、という感じの人もいるのは事実です。
しかし、僕は営業から経理にジョブチェンジして思いますが、経理ってめちゃくちゃコミュニケーション能力いる仕事ですよ。
実際経理でも出世したり実績残してる人は、営業でもやっていけそうなくらいコミュニケーション能力高いですからね。
というわけで、経理にコミュニケーション能力がいる理由を書いてみたいと思います。
経理必要なコミュニケーション能力
経理のお客さんは社員
経理って、社員が使ったお金を精算したり、支払い依頼を受けて業者にお金を払ったり、お客さんからの入金の内容を確認したり、という仕事を日常的にやっていますが、どれも一筋縄ではいかないことばかりです。
とにかく、確認が多いんですよね。
- 支払い期限いつまで?
- この会食は何人?
- 合計合わないんですけど…
など、挙げればきりがないですが、とにかく現場の社員への確認事項が本当に多いです。
しかもそれらは、そのままにはできず、全部ちゃんと確認する必要がある事ばかりです。 開示数値や税金の計算に関わってくる事なので。
そんな時、コミュニケーション能力が求められます。
現場の社員は忙しいですし、基本的に経理からの問い合わせを「鬱陶しい」と思ってるのがデフォです(というか経理の重要性を理解していない人が多い)。
なので、嫌がられても疎ましがられても、なんとかして必要な情報を聞き出す必要があります。
これはほぼ営業スキルと同じようなものです。
結局、仕事の基本はコミュニケーション
月並みな表現ですがやっぱり、結局、仕事の基本はコミュニケーションなんですよね。何をやるにしても。
1人で仕事することは出来ませんから。
複数人が関わる仕事を、漏れなく無駄なく、素早く終わらせようと思ったら、正確な情報伝達や認識の共有が必須になってきますので。
とは言え、経理は営業のようなキツさは無いのは事実
そうは言っても、経理には営業に特有なキツさは無いのは間違いありません。
まず営業のような数字のノルマはありません。
やり取りするのは社内の人たちなので、お客さん相手のプレッシャーもありません。
また、多くの場合体育会系の営業と比べ、派手な飲み会なども多くないと思います。
かく言う僕も、「「営業向いてないから経理」の何が悪い?僕が簿記2級をとった理由」でも書いた通り、僕自身、営業のそういった部分が合わなくて経理を志しました。
その判断は正しかったと思います。
ただし、営業のように「業績が良かったから特別ボーナス!」みたいな事はありません。
なので、同じ会社内においては営業よりも経理の方が年収は若干少ない傾向にあると思います。
まぁでも、同じ会社にいる限り部署によって年収はそこまで変わりませんので、年収を上げようと思ったらやっぱり転職ですね。
以上、経理に求められるコミュニケーション能力についでした。皆さんの参考になれば嬉しいです。
それでは〜。