経理の転職にオススメのエージェント3社!転職経験者かつ現役経理社員が語る

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経理やってるけど、そろそろ転職も考えたい… 

転職エージェントってたくさんあるけど、「経理に有利」なエージェントとかあるのかな? 

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こんな人のギモンに、ぼく自身の経験の経験を踏まえて答えます。 

こんにちは。 キャリまが管理人の国際経理の中の人です。 

というわけでこの記事では、30歳を過ぎてから経理として転職し、年収を大幅にアップさせることに成功した僕の経験をもとに、経理の転職にオススメな転職エージェント3社を紹介します。 

筆者スペック
  • ノースキル文系私大卒 
  • 新卒で営業に配属されるが、簿記を独学し経理に異動 
  • 純ジャパの会社だっが、英文会計検定BATICを取得するなどし、大手日系グローバル企業の経理職に転職 
  • TOEIC900点 
  • 現役経理社員として海外支店、子会社相手に業務中 
管理人
管理人

よくあるネットから拾い集めた情報ではなく、全て自分の経験をもとに書いています

この記事のポイント 

僕の経験上、経理転職にオススメのエージェントは3社。 

経理の仕事というのはある意味特殊ですから、エージェントなんてどこでも同じ、ということはありません。 

僕の経験上、経理での転職にはやはり経理に有利なエージェントを使うべきです。 

中でも僕が1番オススメするのは経理や人事などの管理部門に特化した「MS-JAPAN」です。 

公式サイト

MS-Japanのメリットは、管理部門の転職を専門的に扱っているうえ、すぐに転職する意思が無くても、登録だけしておいて良い案件があったときだけタイムリーに紹介してもらえる求職登録システム」というシステムを採用している点です。 

他にも経理専門の「ジャスネットキャリア」、業界最大手の「リクルートエージェント」など、オススメするには理由があります。 

この記事では、こうした経理の転職に有利なエージェントを実際の経験をもとに詳しく解説していきます。 

あわせて読みたい:転職経験アリの現役経理マンがMS-Japanの面談に行ってみた感想

MS-Japan|管理系職種(バックオフィス)専門エージェント

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公式サイト

まずはじめに紹介するのは、経理や法務・人事などの「管理部門」の人なら必ず登録すべき、僕が一番オススメするエージェント「MS-Japan」です。

MS-Japanはなぜオススメ?

MS-Japanは管理部門専門という特徴をもった、東証一部上場の転職エージェントです。

なんと30年近く前から大手会計予備校と提携し、簿記や会計士・税理士といった有資格者と企業や会計事務所をマッチングさせるというサービスを展開しており、これまでに支援した転職者は2万人以上、年間紹介求人数は1万件以上という実績を誇っています。

今でこそ次に紹介する「ジャスネットキャリア」のような経理専門のエージェントもありますが、日本でそのような特化型エージェントの市場を切り拓いたと言えるのが、まさにMS-Japanなのです。

MS-Japanは「特化型」エージェントというだけあり、専門性の高い経理のような管理部門の業務に精通しています。

そのため、総合型の大手エージェントに比べ企業と求職者、お互いのニーズを高い精度でマッチングさせる事が出来るのです。

しかしそれだけではありません。

MS-Japanの使い方

MS-Japanの最大の特徴は、今すぐに転職の意思が無いとしても、登録だけしておいて、定期的に面談を行なったり、可能性のある求人があれば紹介してもらう、という「求職登録システム」を採用している点です。

ふつう転職エージェントのサポートは、「転職が決まる」か「あきらめる」かして、そのつど終了するのが一般的です。

そういう使い方って正直「めんどくさい」んですよ笑

経理って、経験業務や保有資格が増えたりして日々わかりやすくレベルアップしていくので、「よっしゃ転職すっか!」みたいに気合い入れて動くよりは「今こんな感じの経験値なんですけど、どっかオイシイとこあります?」っていうふうに気軽に相談できるエージェントって凄く有難いのです。

そんなわけで、今転職したい人もそうでない人も、MS-Japanにはとりあえず登録だけでもしておくことをオススメします。面談に行かなくても、年収診断だけでも使えますよ。

MS-Japanについては実際に面談に行ってきた感想を↓の記事で詳しく書いていますで、ぜひご覧組ください。

関連記事:転職経験アリの現役経理マンがMS-Japanの面談に行ってきた感想

公式サイト

ジャスネットキャリア|業界唯一!経理専門エージェント

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続いては、「ジャスネットキャリア」です。

ジャスネットキャリアはなぜオススメ?

ジャスネットキャリアは日本で唯一の「会計士・税理士・経理職」専門の転職エージェントなのです。

創業者自身が公認会計士で、もともとはインターネットを使って会計士とニーズのある企業をマッチングするサービスとして始まりました。

今では転職エージェントにとどまらず、簿記や経理実務の教育動画配信や、経理に特化した人材派遣サービスを展開しています。

つまり、ジャスネットキャリアは単なる転職エージェントではなく、理・会計まわりの業務をトータルでサポートするサービスを展開している会社なのです。

そのためジャスネットキャリアのエージェントもMS-Japan同様、経理の「実務」を知り尽くしています。

ジャスネットキャリアの使い方

転職エージェントは必ずしも特定の職種の実務に精通しているワケではありません。

そのため、特に経理に関してはエージェントと面談をしていても、「この人、経理のこと全くわかってないな」と思うことがよくあります。

管理人
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経理で転職活動をした事があるひとならわかるはず・・・

それは当然と言えば当然なのかもしれませんが、実務をよく知っている人がエーエジェントとして仲介してくれた方が企業側にとっても求職者側にとっても精度の高いマッチングが出来ることは間違いありません。

ジャスネットキャリアについては下記の記事でもより詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてください↓

関連記事:ジャスネットキャリアの評判とは|転職経験アリの現役経理社員が解説

リクルートエージェント|業界最大手の「総合型」で持ち駒を確保すべし

さてここまで、経理転職をめざすのなら必ず登録すべきオススメの転職エージェントを2社紹介してきました。

ここまで紹介してきた2社は経理専門、バックオフィス専門といういわゆる「特化型」の転職エージェントでした。

しかし転職するに当たっては、特化型だけでなく、「総合型」のエージェントにも1つは登録すべきです。

なぜなら、特化型のエージェントは職種を限定している以上、どうしても扱う案件数が限られてしまうからです。

経理として転職したいと考えていたとしても、職種を限定せず幅広い企業の案件を当たってみて、自分の転職市場での「相場感」を掴むことは必ず必要です。

そんな総合型のエージェントとしてオススメするのがリクルートエージェントです。

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リクルートエージェントはなぜオススメ?

リクルートエージェントは業界最大手だけあって、非公開求人が20万件以上という、桁違いのスケールを誇っています。

これだけの規模の求人数を誇るエージェントは他にはありませんから、転職市場における自分の相場感をつかむためにも、必ず登録した方が良いでしょう。

リクルートエージェントの使い方

登録して面談するとひっきりなしに求人案内のメールが来るようになりますが、自分がどのくらいの年収・条件でオファーをもらえるのかがよく解ります。もちろん全てに対応する必要はありません。

また、リクルートエージェントは経験の浅い人間が「経理で転職したいです!」と言ってきても決して門前払いするようなことはありません

逆に、相談に行ったからと言って無理に転職を勧めてくるようなこともありません。

僕は本格的に転職活動を始める前に3回も相談に行きました。

管理人
管理人

3回は行き過ぎたか・・・笑。でも全ての回で得るものがあったと思っています。

その時の様子は↓の記事にかなり詳しく書いてありますので、興味のある人はぜひご覧ください。

関連記事:転職エージェントは相談だけでもOK!僕はリクルートエージェントに3回行きました

職種を絞らずに、広い視野で案件を吟味することも絶対に必要ですので、総合型の大手エージェントも必ず1社は登録するようにしましょう。

経理には経理の転職エージェント 

さて、ここまで僕がオススメするエージェント3社を紹介してきました。 

今回紹介したエージェントはMS-Japan、ジャスネットキャリアがいわゆる「特化型」エージェントで、リクルートエージェントは「総合型」エージェントですね。 

このように、ひとくちに転職エージェントと言っても、経理や管理部門の求人にに特化したエージェントというものが存在するのです。 

エージェントも人間ですし、当然ながら自分の経験してきた職種以外の実情は、実は詳しくはわかっていないものです。 

これに対して経理の仕事というのは非常に専門性の高い仕事です。 

求人を出す企業側も、「この業務ができる人が欲しい」と、ピンポイントで求人を出すケースが多いです。 

しかし、経理を実際にやった事がない人には、なかなかその勘所がわかりづらいものです。 

これがミスマッチの原因となるのですが、MS-Japanやジャスネットキャリアといった特化型エージェントなら経理の実務に精通しているため、こうしたミスマッチが起きる可能性も低くなります。 

そういう意味で、やはり経理の転職にオススメなエージェントは限られてくるのです。 

経理「特化型」と、経理に特化していない「総合型」を併用すべき理由 

経理として転職を希望するなら、特化型「だけ」に絞った方が効率的なんじゃないの? 

そう思いますよね?しかし、実際に転職活動をしてみて、僕はそれはやめた方がいいと思います。 

なぜなら、ここで紹介した特化型エージェント2社はリクルートのような大手に比べて規模が小さく、案件数も限られてくるためです。 

転職においては、案件を「比較」することが重要です。 

たとえば1つの良さげな企業で内定をもらったからといって、すぐに活動をやめるのではなく、何社か内定をもらったうえで比較し、また企業側からも条件を引き出す材料にした方が良いのです。 

管理人
管理人

僕は最初に大手の内定が取れたので、もう一つ選考が進んでいた会社を辞退してしまいました。 

今思えばそっちは行く気がなかったとしても内定だけ貰って、本命から良い条件を引き出す材料にすれば良かった… 

また、大手企業の間でもまだまだブランド信仰が強く、「求人といえばリクルート」ということで、リクルートエージェントにしか求人を出していない企業というのも多く存在します。 

その意味で、職種を経理に絞っていたとしても、業界最大手のリクルートエージェントは必ず登録した方が良いでしょう。 

これだけは知っておきたい、経理の転職:4つのポイント 

さて次に、経理の転職を成功させるための4つのポイントについて紹介します。

経理転職のポイント1:経理は自動化の流れ 

現在経理業務は、AIやRPAによって急速に自動化が進んでいます。 

そんな流れの中で、経理と言ってもこれまでのように「伝票切れます」というだけの人の仕事はどんどん無くなっていっています。 

経理で年収アップを目指すと言うなら、伝票を切れるだけの経理人材からは脱却し、レベルアップする必要が不可欠です。

経理転職のポイント2:経理のレベルアップは「管理会計」 

レベルアップとは具体的には事業計画事業企画の領域へのシフトです。 

ただ記録するだけの経理はこの先どんどん人が要らなくなっていくと思います。 

その中で、記録され集計された数字から事実を見つけ出し、新たな目標(=KPI)を設定できる、管理会計ができる人材が、この先に生き残っていくことになるでしょう。 

年収は「会社」で決まる 

また。意外と見過ごされがちですが、絶対に忘れてはいけないのがこの事実。 

僕は転職して年収が200万円上がりました。 

関連記事:経理として転職して年収が200万円上がった話。と、その理由について

それは僕のスキルや実績が認められたからそれに対して200万アップの年収を提示された、わけではありません。 

単に前の会社よりも転職した会社の給与水準が高かったと言うだけのことです。 

このように年収はその人の能力や仕事の内容ではなく、単純に働いている会社の給与水準で決まります。 

大企業の中堅経理社員が中小企業の経理部長より年収が高いなんてことはザラにありますのでぜひ覚えておいてください。 

なおMS-Japanなら、登録するだけで(面談に行かなくても)「年収診断」というサービスが使えるようになります。 

MS-Japanが扱っている実際の求人情報を元に割り出していますので、かなり制度の高い診断になっています。 

関連記事:経理の年収相場がわかる|「年収診断」をやってみたら超リアルだった件

専門知識がないエージェントもいる 

もう一つ重要な点として、先ほども書いたとおり転職エージェントといっても、実際に自分がやったことのない職種については専門知識は持っていません。 

経理を経験したことのないエージェントに経理の仕事の話をしても「この人、実務のこと全然わかってないな…」と思ってしまい、なんだかモヤモヤするという経験は何度もありました。 

その点、自分が使った中では、やはりMS-Japanは管理部門の転職を数多く手がけているだけ合って、業務内容にも非常に精通していると感じました。 

MS-Japanは職務経歴書のフォーマットからして超実践的です。 一目で経理に精通しているとわかります。 

関連記事:転職経験ありの現役経理マンが、MS-Japanを実際に使ってみた感想

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転職エージェントを利用するうえで注意するポイント 

さて最後に、僕の転職活動の経験から、転職エージェントを活用するうえで注意するポイントをいくつか書いておきます。 

メールの返信は迅速に 

転職エージェントは一人で何人もの求職者を抱えています。 

案件を紹介してもすぐにレスが返ってこなければエージェントの中でのあなたの優先順位が下がっていきます。 

エージェントからの連絡には迅速に返信し、常に彼らのなかでの優先度を高く保つようにしましょう。 

エージェントのお気に入りになる 

エージェントは、求職者の転職先の年収の何割かを、報酬として転職先の企業から貰う仕組みになっています。 

エージェントとしてもお客さんである企業側に変な人を紹介するわけにはいきません。 

逆に、自分のとっておきの求職者は、どんどん年収の高い人気の企業に紹介したいわけです。それだけ転職が決まった時の報酬が大きくなるわけですから。 

年収の高い人気企業にはできるだけ決まりやすい、優秀な人材をマッチングさせたいと思うはずです。 

転職エージェントに対しては常に誠実な対応を心がけ、優良な求人に紹介してもらえるようにしましょう。 

いろんなエージェントから連絡が入って引っ張りだこになる、というは中々楽しい経験です。

職務経験・資格の更新はマメにする 

先にも書きましたが、僕も使っていたMS-Japanでは登録しても必ずしも面談や、企業との面接に進むわけではな、「求職登録システム」によって、良い求人が出た時人だけ紹介を受ける事ができます。 

求職者の情報が更新されると、求職者リストの一番上に上がってくるそうです。 

そうすることで、またエージェントの目に留まり、優良な求人が出た時に紹介してもらいやすくなります。 

なので、職務経歴や資格取得などの情報は、まめに更新するようにしましょう。ただし、嘘は絶対にNGです。 

MS-Japanには10年間転職はせずに登録だけし続けている人もいるそうです。 

管理人
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そんな使い方、他ではなかなかできません。

関連記事:登録だけしておいて、いい求人があったときだけ紹介してくれる転職エージェントがあったらいいのに←あった

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エージェントは必ず複数登録して比較しよう 

最後になりますが、転職エージェントは必ず複数登録しましょう。 

僕は転職活動時、2社のエージェントを並行して使っていましたが、やはりそれぞれ紹介してくれる企業も違いますし、エージェントの質も明らかに違いました。 

繰り返しになりますが、転職活動においては「比較すること」が非常に重要になります。 

一つのエージェント、一つの内定先で決めようとする必要は全くありません。 

エージェントは必ず複数登録し、内定もできれば複数社ゲットし、比較して良い条件を引き出す材料にしましょう。 

まとめ|経理転職は必ず「特化型」と「総合型大手」エージェントの掛け合わせで

さて、ここまで見てきた通り、経理の転職には必ず

  • 経理実務をわかっている「特化型」エージェント
  • 転職市場全体での相場感を幅広く掴める「総合型」エージェント

の2つのエージェントに登録することが成功へのカギとなります。

今回は3つのエージェントを紹介しましたが、どのエージェントももちろんいっさい費用はかかりませんので、少しでも転職を意識したことがあるのなら、お早めに相談に行ってみることをオススメします!

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