自己PRや面接、適性検査に対策できるリクルート公式の無料ツールがあるって知ってました?
こんにちは。新卒で超ドメスティックな玩具業界に入ったあと、転職して今ではグローバル企業で働いている国際経理の中の(@baticwords_bot)です。
就職や転職で自己PRってどう書いたらいいか悩みますよね?
また適性検査や面接で、いまいち手応えが無くいつも落とされてしまう、なんてことはありませんか?
実はそんな自己PRや面接、適性検査にかなり高い精度で対策できる、しかも無料のツールがあります。
それが、リクナビNEXTが提供している「グッドポイント診断」というツールです。
リクナビNEXTに簡単な登録をするだけで受診でき、もちろん完全無料です。
このグッドポイント診断、とても無料とは思えないほど使えるサービスなのです。
「グッドポイント診断」とは
グッドポイント診断は、平たく言うとリクナビNEXT登録者が利用できる「自己分析」診断テストです。
下記のような、↓あなたの性格を測る質問約300問に答えていき、その結果としてあなたの5つの強みを詳細に文字化してくれます。
さすがに約300問となるとかなりサクサク答えても20分ほどはかかります。なのである程度時間のある時にやる事をオススメします。
そもそもじっくり考えて答えるものではありませんので、基本即答で答えましょう。
ところで、膨大な量の選択式問題に答えるこの試験の形式、どこかで見た事あると思いませんか?
そうSPI試験です。
リクルートが作った「SPI試験」と、それにそっくりな「グッドポイント診断」
SPI試験は能力検査と性格検査に分かれており、新卒採用や中途採用のときに、候補者の適性を測るために多くの企業で採用されています。
SPIとは
企業が採用を行う際、応募者の能力や人となりを把握する目的で「適性検査」と呼ばれるテストを行う場合があります。
その適性検査の一つが、リクルートキャリアが開発した「SPI」です。SPIでは、人柄や仕事への適性、どんな組織になじみやすいのか、といったことなどがわかります。
企業はこのSPIの結果を、
・面接で学生を理解するための参考情報
・入社後の配属先を決めるための人物情報
・入社後、その人を上司に理解してもらうための人物情報
として活用しています。引用元:<リクナビ>
上記の通り、その内容から「適性検査」とも呼ばれていますね。
そして今日紹介するこのグッドポイント診断はSPI試験にそっくりなのです。
それもそのはずで、上の引用文にもある通り、実はSPI試験を開発したのが他でもないリクナビNEXTを運営するリクルートキャリアなのです!
つまりグッドポイント診断は、多くの企業の入社試験で採用されているSPI試験を開発したリクルートキャリアが提供しているため、実際の適性検査に極めて酷似した内容になっているのです。
ちなみに、僕が受診した結果はこんな感じでした。
このように、5つの強みを詳細に文字化してくれます。ちなみに強みの種類は全部で18種類、このフィードバック結果は全部で8568通り(!)もあるそうです。
ふつう適性検査の結果は受験者にフィードバックされたりはしません。
なので我々はいつも、適性検査を通して企業にとってどのような人物として捉えられているのかを、知ることはできません。
しかしこのグッドポイント診断を受けることで、実際の適性検査に対し自分を偽らず素直に答えた結果、どんな人物像が企業に伝わっているかを、極めて高い精度で事前に知ることができてしまうというわけです。
自己PR・面接対策にピッタリ!グッドポイント診断の活用法
では具体的にグッドポイント診断をどのように活用すればよいのでしょうか?
前にも述べた通り、グッドポイント診断はリクルートが開発した適性検査をかなりの精度で再現したテストになっていますので、その結果で出た通りの人物像をなぞって自己PRを書いたり面接で受け答えをすれば、自分の答えに「一貫性」を持たせることが出来ます。
人に話を伝える上で「一貫性」は非常に重要な要素です。
「僕は決断力のある人間です」
と言っていた人が、
「決める時は何でも人によく相談してから決めるようにしてきました」
と答えたら、聞いている人は「どっちが本当かな?」と思うでしょう。
こうしたちょっとした受け答えの矛盾は、話している内容すべての信ぴょう性に影響してしまいます。
そのため、話をするうえで一貫性というのは重要なのです。
その点、グッドポイント診断を受診することで「自分はこういう人間なんだ」という客観的な人物像を事前に把握する事が出来ます。
あとはその人物像を裏付けるエピソードを肉付けしていけば良いのです。
おそらく皆さんグッドポイント診断を受けながら、「1人でやる方が好きだ」とか、「突き詰めてやる方が好きだ」みたいな質問に回答するとき、頭の中では具体的なエピソードを思い浮かべているはずです。
それらの具体的なエピソードと、グッドポイント診断で出た自分の強みを組み合わせることで、自己PRにも面接での受け答えにも、一貫性と説得力をもたせる事ができるようになるというわけです。
グッドポイント診断の受診方法
グッドポイント診断はリクナビNEXTに登録する事で利用できるようになります。
登録にはメールアドレスの他、
- パスワード
- 氏名
- 生年月日
- 性別
の入力が必要となります。
住所・電話番号は任意です。
なおリクナビNEXTは転職マッチングサイトですが、グッドポイント診断を利用するだけなら現在在職中の企業名なども記入する必要はありません。
なので今は積極的に転職活動をするつもりが無いという人でも気軽に利用する事ができます。
もちろん転職活動を考えている人にとってはリクナビNEXTは外すことのできないサービスです。
僕も思わぬ優良企業からスカウトをもらったこともあり、必ず登録したほうが良いでしょう。
関連記事:「良いところがあれば転職したい」なんて甘すぎ?そんなことはありません 〜スカウトオファーを待つだけの「消極的転職活動」のススメ〜 – キャリまが
まとめ
自己PRや適性検査で苦労している人は多いと思います。
僕も就職や転職の時には、そのつかみ所の無い内容に苦労させられた覚えがあります。
そんな時このグッドポイント診断を知っていたらなぁ、と思います。
これに限らず最近ではネットやITを活かした転職・就職サポートツールがたくさん出ています。
使えるものは何でも使って、理想のキャリアを掴み取って下さい!